経済団体等と行政(京都府・京都市・京都労働局)が連携し、企業における女性活躍推進を支援しています。
・京都市「シリーズ働き方改革 応援企業」掲載(※)
・3つの部署相互の連携によるものづくり
・新しい技術の積極的な活用
手描京友禅シェアNo.1。手描京友禅・和装全般の製造、販売を行っている岡山工芸には、営業部・意匠部・工房という3つの部署があります。手描京友禅を世界へ伝える3つの部署得意先のニーズを持つ営業部、時代のニーズを持つ意匠部、それらのニーズを作品として仕上げる職人集団の工房。これら3つの柱が、それぞれの役割を果たしながら情報交換や提案を行い、新しい京友禅が生まれていきます。
「例えばピンク色1つ取っても何十種類もあります。お客様1人1人のイメージをきめ細かに確認しデザインしています」と意匠部の小嶋さん。
一方、各製品の状況が共有できるシステム、オンライン会議に対応した会議室など、新型コロナウイルス感染症が拡大する前から、新しい技術を積極的に取り入れています。
2階は工房スペースで、明日の伝統工芸士を夢見る人が集っています。全長13メートルの生地に1つ1つ染めを入れるため、工程は10~20程に分かれており、専門の職人により分業化されています。
(※)京都市が働き方改革、「真のワーク・ライフ・バランス」に取り組む企業や団体で働く人を紹介するシリーズとして、フリーペーパー「シティリビング」に掲載した内容を基に掲載しています。
なお、「真のワーク・ライフ・バランス」についてはこちらを御覧ください。