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女性活躍支援拠点 京都ウィメンズベース

行政(京都府・京都市・京都労働局)と経済団体等が連携し、企業における女性活躍推進を支援しています。

WDB株式会社

女性活躍推進・ワークライフバランスの取組について

女性活躍推進の取組のきっかけ

当初は創業当時、事務職の人材派遣会社として事業をスタートしましたが、現在では、理学系研究職の人材派遣を中心として、全国に支店を展開し、事業拡大を進めています。派遣社員を除いた営業職や事務職、管理職等の内勤の従業員のうち、およそ8割が女性という構成比になっています。また、パート勤務で働く方も多く、半数以上を占めています。女性の構成比率が高い理由としては、当社より就業している派遣スタッフに女性が多いという事もあげられます。派遣スタッフから、仕事の相談を受けたり、時にはプライベートに関する相談を受けたりする事があります。このような女性の派遣スタッフと同じ目線にたって、寄り添いながら相談にのる事ができるのは、やはり同じ働く女性であると考えますので、結果的に女性社員の割合が多くなっています。そのような中、当社では、ライフイベントに合わせて、働き方を変えられる様々な制度を用意しています。会社の理念に共感してくれる社員には、長く勤めてもらいたいと考えています。

京都支店・ブランチマネージャー 遠藤

具体的な取組

具体的には、以下のような制度を設けています。

働き方を変更できる制度

結婚や出産に伴って、家庭生活や育児にかける時間を増やすために正社員からパート社員に変わって勤務時間を短くする、という事ができる制度です。逆に子供がある程度大きくなり、手がかからなくなったため、勤務時間を増やし、パート社員から正社員へ切り替わった例もあります。

転勤希望を出すことができる制度

結婚に伴って地元に戻らないといけない、配偶者の転勤についていかないといけない、といった事情により、転勤を希望できる制度です。引っ越し先の最寄り支店の人員状況にもよりますが、会社の考え方を理解してもらっている社員に長く勤めてもらうため、できる限り異動調整ができるように対応しています。

一度退職をした後も復職できる制度

結婚や出産に伴って、家事や育児に専念するために退職した社員が、家庭環境が落ち着き、改めて働きたいと思い、復職するケースが多いため、一度退職した社員が希望により復職できる制度です。

また、上記のような制度活用を促進するために、全従業員が集まる研修の中で、実際に制度活用をして働き続けている女性社員に体験談発表をしてもらう、といった取組みも行っています。

女性社員に期待していること

女性社員に限りませんが、会社としては、社員一人一人が自分の業務に責任をもって、自らが課題を見つけ出し、解決できるようになる事を期待しています。できる事であれば、さらに一歩踏み込んで、自分の業務だけではなく、支店全体の課題解決に協力できるようになってもらえると有り難いと思います。

そして、ライフイベントの変化に応じて、働き方を変えながら、当社で長く働いてもらいたいと考えています。

京都府女性活躍研修を受講された水戸千佳さんにお聞きしました!

WDB株式会社京都支店

水戸千佳さん・キャリアコーディネーターさん

主なお仕事

● 求職者の募集活動(募集方法考案・求人媒体選定・求人内容の作成)

● 登録希望者の方への登録会の実施

● お仕事と求職者のマッチング、電話やメールにてお仕事の紹介

● 選考状況の進捗管理

● 会議資料の作成などの事務作業

2015年度「京都女性リーダーズプロジェクト」に参加されて、ご自身の学びや気づき

就業時間が限られている中で、自分が支店に対して何ができるのか悶々としていました。
当時は 5年ぶりの本格的な社会復帰ということもあり、仕事を覚えること・仕事に慣れることに精いっぱいで、まだ支店の売り上げに貢献もできていませんでした。

そういった中で、「京都女性リーダーズプロジェクト」のことを知りました。「女性リーダー」というタイトルで、最初参加を迷いましたが、今の状況を何か打開できるヒントを得られるのではないかという想いで参加させていただきました。

実際に参加してみて、今の仕事に関する課題を考える機会を与えていただき、課題に対して自分に何ができるかを考えることができました。研修の最後は、上司に向けて、自分自身の課題や今後の取り組みについて発表しました。普段なかなか自分の仕事に対する想いや自分が何をしたいかを面と向かって話す機会はなかったので、発表の場を通じて、上司に言うことができ、とても良かったです。発表を行った事は、上司との関係にも良い影響を与えた気がしています。

そして、他の企業の方々と接し、他社の事情を知ることもできて、良い刺激を得ることができました。また、人脈も広がり、今でも連絡を取り合っている方もいらっしゃいます。勇気を出してこちらの研修に参加させていただいたこと、本当に良かったです。大変感謝しております。

その後、社内で役に立っていること

まず、自分自身の仕事へ取り組む姿勢が変化したと思います。仕事に対する自信がなかったため、どちらかというと「指示待ち」の状態でした。しかし、研修を受講して、自分から働きかけなければ!という気持ちになり、自分から積極的に仕事を取りに行くなど、前のめりに仕事に取り組めるようになりました。

あと、「ロジカルシンキング」を学び、その手法を活かして求職者の募集活動に関する戦略を考えるようになりました。その結果、狙い通りの成果を得ることができ、非常に役立たせていただいております。

会社への貢献、自身のキャリアアップに向けてこれからの想い

今の仕事のおかげで、「仕事って楽しい!」「人のお役に立てるってなんて素晴らしいんだろう!」と、仕事のやりがい・意義を感じることができました。そう思いつつ、ようやく仕事も軌道に乗り始めたところで、3人目を妊娠し、しかも関東に行くことになってしまいました。

そもそも契約社員で異動させてもらえるのか、異動させてもらえたとしても復帰の時期に人員の空きがあるか分からないし…と異動のお願いをさせてもらうのを悩みました。でも、WDBは雇用形態・就業時間に対して非常に柔軟で、働く母にとっては大変働きやすい会社です。また、一緒に働く方々、今の仕事が心から好きで、是非これからも続けていきたい!という強い想いがあり、上司に相談させていただきました。

その結果、関東での復帰前提に産休・育休を取らせていただくことになりました。会社、上司には心から感謝しております。 3人目を出産してから、育休中に学びたいこと・やりたいことが満載です(笑)。復帰後さらにパワーアップして、会社に益々貢献していきたい!と思っています。

皆様へのメッセージ 〜京都支店・ブランチマネージャー 遠藤 康裕様より〜

働き方は自分の意志で選択する事ができます。
家事や育児をしながら、限られた時間の中で仕事に就くという事になかなか踏み出せない女性も少なくないかと思います。また、働いている女性の中には、ワークライフバランスを取りながら働く事を大変だと感じている方も多いと思います。

しかし、責任をもって仕事に取組みたいという想いと、家事や育児も大事にしたいという想いの両方があれば、家族や職場の方たちの協力を得られる環境作りも進めていけるかと思います。どうしても協力を得る事が難しい環境なのであれば、働く場所を変える、という選択も自分の意志で行う事ができます。

時には我慢する事が必要な場合もありますが、ぜひとも働く事、キャリアについて抱いている思いを大事に持ち、積極的に行動していただきたいと思います。

皆様へのメッセージ 〜京都支店・水戸千佳さんより〜

子どもを持ちながら働くことは、確かに大変です。私の周りでも、仕事や夫の協力体制などを考えると、子どもが欲しくても作れないという話を聞きます。しかし、私も実際に働くことで、夫も徐々に家事・育児に参加してくるようになり、「主婦」の大変さを理解してくれました。また、育児に関しても一人で抱え込んで辛いこともしばしばあったのですが、幼稚園や保育園の先生・お友達に囲まれ、社会に育ててもらっているなと感じ、気が楽になりました。

そして、仕事に関しては、人の役に立てたり成果を出せたりすることで、自己肯定感が増して、今はとても幸せです。自分自身が「働きたい!」「社会で活躍したい!」と強く思って行動すれば、子どもが何人いようとも仕事をすることができます!まずは行動してみること。ただし、独りよがりではダメです。夫や職場の方に理解してもらえるようコミュニケーションをしっかり取り、自分ができることを積極的に行っていくことが大事だと思います。

特に女性の場合、キャリアプランを計画しても、ライフイベントの関係でその通りにならないことが多々あります。あまり後先を考え過ぎず、「今」を精一杯楽しみましょう!そして思ったら、即行動に移しましょう!

WDB株式会社

所在
〒600-8008
京都府京都市下京区四条通烏丸東入ル長刀鉾町8京都三井ビルディング3F(京都支店)
URL
http://www.wdb.co.jp/
創立
1985年
業種
理学系研究職の人材派遣サービス
従業員数
685名