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女性活躍支援拠点 京都ウィメンズベース

行政(京都府・京都市・京都労働局)と経済団体等が連携し、企業における女性活躍推進を支援しています。

OS株式会社

女性活躍推進・ワークライフバランスの取組について

女性活躍推進の取組のきっかけ

社内で育児休業、短時間勤務等の制度利用者が増加し、今後も時間的制約を持つ社員の増加が予測されたことがきっかけです。さらに、当社には団塊ジュニアと呼ばれる世代の社員が多く在籍し、介護による影響も近い将来必ず顕在化すると考えています。そのような状況のなか、昨年2月に京都府主催の「女性社員の活躍計画策定の相談&勉強会」に参加させていただき、人口オーナス期によって生じる労働力の減少やそれに伴う問題について、大きな危機感を抱くとともにワークライフバランスの重要性を改めて認識しました。また、8月の京都府キックオフセミナーの基調講演でワーク・ライフバランス社代表の小室淑恵様のお話をお聞きし、是非全社員に共有しワークライフバランスを含めた今後の働き方について考えるきっかけとして欲しいと考えました。

人事総務部・課長・中村有紀子様(右端)、人事総務部

具体的な取組

労務管理の強化に取り組んでおります。勤務申請時間と実際の退勤時間をチェックし、乖離があれば理由を確認しています。あわせて、勤怠管理を行っている管理職に対する勤怠ヒアリングの実施や、労働組合との定期的な勤怠連絡会を実施し、会社と組合が一丸となり、働きやすい職場環境となるように話し合いを進めています。この取り組みの結果、2016年上期で昨年対比 500 時間を超える残業時間削減に繋がりました。

また、当社の社員構成の現状と10年後の分析を行った結果、10年後には全社員のうち60%を超える社員が育児・介護の可能性があることが分かりました。そこで、現在すでに時間的制約を持って働いている社員へのヒアリングや、育児休業からの復職前面談を本人と上司に実施し、どうすれば不安なく働ける環境にできるか模索を続けています。

当社は今年の12月で創立70周年を迎えましたが、その記念行事のひとつとして社員向けの特別講演とワークショップを開催しました。役員を含めた全社員に向けて「経営戦略としてのワークライフバランス」と題し、小室淑恵様にお話しいただいた後、従業員全員で10年後のOSの姿を描くワークショップを行いました。

みんなで想像した未来の実現に向けて、多様な働き方の実現や有休消化率向上など課題も明確になったので、今後は改革に向けた取り組みを考えていきたいと思います。

70周年記念行事の様子

女性社員に期待していること

当社は、役職員全員で100人に満たない少人数の会社です。だからこそ、女性社員に限らず一人一人のパフォーマンスの良し悪しが会社業績を左右するという意識が大切だと考えます。それぞれが個人としてスキルアップ、仕事のクオリティアップに取り組み、結果としてキャリアアップに繋がるように、チャレンジ精神を持ち続けてほしいと思います。ワークもライフもより一層の充実を目指してほしいですね。

OS株式会社で活躍する藤尾さんにお聞きしました!

OS株式会社・経理部

藤尾恭子さん

主なお仕事

経理業務

会社への貢献、自身のキャリアアップに向けてこれからの想い

現在、小学1年生と2歳の子育て中です。2度の育児休業を経て、短時間勤務制度を利用しながら経理業務を担当しています。制度を利用する前との一番大きな変化は、時間に対する感覚の変化です。以前は時間的な制約がなかったので、目の前の業務に対応しながら、場合によっては残業で補うという働き方をしていました。
今は、限られた時間の中でどうすれば効率よく期限内に業務を進められるか、1日・週・月・年間のスケジュールを考えながら仕事にあたっています。また、子供の病気などで急に休まなければならないケースを考え、情報の共有や業務の見える化には気を配っています。
創立70周年記念行事で小室さんの講演をお聞きし、ワークライフシナジーという考え方が印象に残っています。今すぐにフルタイムで働くことは難しい面もありますが、今しかできない子育てという経験を通じての気づきを、ワークの部分に生かしていきたいと思っています。
自分や家族のライフステージによって環境が大きく変わるので、会社の制度にはとても助けられており感謝しています。ただ、制度に甘えるだけではなく、きちんと成果を出してこそ会社と社員が良い関係といえるのではないでしょうか。ライフの部分で得た経験をワークに生かすことが出来るように、自分の経験を積みスキルアップしていきたいと思います。
最後に女性社員への期待やこれから女性活躍推進・ワークライフバランスに向けて

人事総務部 中村課長・高橋係長より

当社では、2009年から育児や介護に関する制度がありますが、実際、育児の利用が進んできたのはここ数年、介護に関してはまだ利用がない状況です。制度の使い易さや利用しやすい雰囲気づくりなど、どうすればより働き易い職場にできるのか検討を続けています。
ただ、制度さえ整っていれば働き続けられるというものではないと思っています。一人一人の意識や会社の風土の改革、業務の見直しを含めた変化が必要だと考えています。女性に限らず誰もが安心して働ける環境を整え、社員がいきいきと仕事に取り組み、それが会社の発展に繋がる、そのような会社を目指していきたいと思います。

OS株式会社

所在
〒606-8325
京都市左京区聖護院東町16番3(当社販売物件所在地)
URL
http://www.osgroup.co.jp/
創立
1946年12月16日
業種
映画事業、不動産賃貸事業、不動産販売事業、飲食・その他事業
従業員数
45名(2016年7月31日現在)