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女性活躍支援拠点 京都ウィメンズベース

行政(京都府・京都市・京都労働局)と経済団体等が連携し、企業における女性活躍推進を支援しています。

関西電力株式会社

女性活躍推進・ワークライフバランスの取組について

女性活躍推進の取組のきっかけ

当社は、1951年の創業以来65年にわたり、電力の安全・安定供給をはじめ、「お客さまと社会のお役に立ち続ける」ことを最大の使命として事業を営んできました。「エネルギー新時代」を迎えるに際して、引き続き、お客さまや社会から信頼され、選ばれる企業であるために、2011年に専任組織である「ダイバーシティ推進グループ」を設置し、女性の更なる活躍を目的とした、キャリア意識向上のための研修実施やライフイベントを迎えても意欲高く働けるような制度・環境整備等に取り組んできました。また、女性に限らず、誰もが能力を最大限発揮できる働き方の実現を目指した働き方改革や、一人ひとりの「ちがい」を尊重し、多様な意見や考え方を組織の力にしていく「意見の多様性推進(オピニオン・ダイバーシティ)」にも力を入れています。

人財・安全推進室・ダイバーシティ推進グループ・片本真代リーダーにお聞きしました!

具体的な取組

全従業員向け

ファシリテーション研修を全社大で実施し、その実践の場として、一人ひとりの持つ多様な意見を引き出し、掛け合わせ、新たな価値を創造するワーキング活動を通して、全従業員を対象とした「意見の多様性推進(オピニオン・ダイバーシティ)」に取り組んでいます。

女性活躍推進(女性本人向け)

「数を増やす」「継続させる」「活躍させる」の 3 つの軸で取り組んでいます。

「数を増やす」では、「事務系採用における女性比率を40%以上とする」という目標を掲げています。女子学生を対象に、電力業界や当社の魅力とともに、女性の活躍する様子や働きやすさについて伝える「女子会セミナー」を積極的に実施しており、目標を上回る実績が出始めています。

「継続させる」では、若手からの早期キャリア教育に力を入れており、ライフイベントを迎えてからも、意欲高く働き続ける意識を醸成しています。

「活躍させる」では、「2020年度末までに、女性役職者比率を2013年度の倍以上とする」という目標を掲げ、女性の役職候補者を対象とした選抜制の研修等を実施しています。これらの取組みの結果、ダイバーシティ推進グループが立ち上がった2011年には43名だ った女性役職(係長相当職以上)が、2015年度末時点で84名となり、このうち課長相当職以上も 14名から33名と倍増しました。

女性活躍推進(管理職向け)

マネジメント層(上司層)に対しては、2012年度より「女性部下を持つ管理職向け 部下育成力向上研修」を継続して実施しており、受講者数が 1,000人を超えました。(2016.9月末時点)この研修からの学びを活かして、日常業務を通しての育成はもちろんのこと、キャリア面談の場では、上司が女性部下の個々プライベートの事情も聞き取りながら今後のキャリアを共に考え、その内容を踏まえた担務変更や異動・配置を計画し、女性が能力を発揮できる場を提供しています。

制度や働き方

有給休暇取得率は95.6%、男性の出産休暇取得率は76.5%等(いずれも2015年度の数値)従来からワークライフバランス環境は良好ですが、更に2016年度からは、在宅勤務制度(育児・介護事由向け)やフレックスタイム勤務制度の全社拡大を実施し、時間当たりの労働生産性を高めることを意識した働き方を促す、働き方改革に取り組んでいます。
これらの取組みの結果、9月30日付けで、女性活躍推進法に基づき、厚生労働大臣から、女性の活躍推進に関する優れた取組みを行う企業に与えられる「えるぼし」の最高位(3 段階目)の認定をいただきました。引き続き、女性をはじめ、誰もが能力を最大限発揮できる企業を目指し、取り組んでいきたいと思います。

片本リーダー自身の仕事への想いやこれまでのステップアップのきっかけ

入社から 10年以上、営業部門で、個人のお客さまや工務店・家電販売店への営業や、営業企画業務を担当してきました。営業成績が悪く辛かった時期に、周りの励ましに支えられながら、自分で一歩踏み出してみることで、現状を打開し、結果が出るという経験をさせてもらいました。

チャレンジすることの大切さを知り、苦手だと思っていることも自分次第で克服できると実感できた若い頃の経験が、働き続ける上での私の基礎を築いてくれました。この経験を糧に、2 回の育児休業からの復職後も、限られた時間の中で、どれだけ生産性高く仕事をすることができるか、会社に貢献できるか、自分も成長できるかということを意識して、日々チャレンジしている最中です。

また、ステップアップのきっかけとしては、入社以来、その時々の上司の関わりが大きかったと感じています。女性初の営業職としてのグループ会社への出向、育児期を迎えてからの 1 週間の海外研修派遣や役職登用など、配慮しつつも、私の育成のために「期待し、チャンスを与え、見守り、フォローしてくれた」歴代の上司に感謝しています。

女性社員に期待していること

女性の皆さんには、社内外問わず、積極的に様々な人とつながるということを意識してもらいたいです。私自身が、自ら外へ出て行き人とつながるということを「あえて意識して」するようになってから、悩みに対するヒントや刺激がもらえたり、視野が広がったりして、人生全体に大きな変化が起こったと感じています。

そこからの学びを仕事やプライベートに活かすという良い循環が起き始めていますし、何より楽しいです。是非、機会を見つけて、多様性に富んだ人的ネットワークに飛び込んでみてください。

関西電力株式会社・京都営業部で活躍する守山さんにお聞きしました!

関西電力株式会社・京都営業部

守山友紀子さん

主なお仕事

リビング営業(工務店へのルートセールス活動)

会社への貢献、自身のキャリアアップについてのこれからの想い

営業(外勤)の仕事になってからは「女性だから」と意識したことはなく、数字で結果が出る営業では常に No.1を目指して仕事をしています。私がこのように頑張れるようになったのは下の子を出産し、復職後の上司の影響が大きいと思います。

その頃は短時間勤務を利用している女性が外勤をするということは少なかったように思いますが、そんな中、当時の上司に「守山さんはコミュニケーション能力も高いし、負けず嫌いで結果に拘りとことんやるタイプだと思うので、内勤よりも外勤の方が力を発揮できると思う。家庭に負担のない範囲で良いので、外勤の営業として是非頑張ってもらいたい。」と言われました。

上司からの期待を込められたその言葉で、それまで以上に仕事に対するモチベーションが上がりましたし、私の強みを活かせるぴったりの仕事に出会わせていただけたと思っています。同僚よりも働ける時間が少ない中で成績を上げることは簡単ではありませんでしたが、頑張った分だけ成果が出る営業はとても楽しい仕事でした。

その結果、職場でも上位の成績を収め、職場自体も全社トップの成績を獲得することができました。振り返ると時間の制約はありましたが、日々の活動の目的を明確にして成果を把握することで、知らぬ間に自己マネジメント力が身につき、さらに高い目標を設定し取り組むことができました。

これからは後輩を育てていく立場として、私自身の経験から仕事を通じて感動を味わえるということを伝えていきたいし、また同じ仲間とそういった感動を一緒に味わっていきたいと思っています。

また、目の前の仕事に一所懸命取り組むだけでなく、色々な資格の取得などを通じたキャリアアップにもチャレンジして自己を高めていくことで、より彩りのある人生にしていきたいと思います。

皆様へのメッセージ ~片本リーダーより~

自分にぴったりのロールモデルがいない」とか、「社内にロールモデルがいない」という悩みをよく聞きますが、ぴったり合う人を探すのは難しいと思います。そのようなことに悩んだり、労力を使わずに、様々な人の話を聞いて、「この人のリーダーシップの発揮の仕方を取り入れてみよう」など、色んな人から少しずつ、目指したい姿や、参考になる部分を取り入れ、くっつけて、自分だけのロールモデル像を作れば良いのではないかと思います。最近よく言われる、「パッチワークロールモデル」です。

私は昔から、男女問わず、周りの人から尊敬できる部分や姿勢などを吸収することを意識してきました。まだまだありたい姿にはほど遠いですが、仕事でもプライベートでも、目標を持ち、それに向けて取り組む毎日は楽しく充実したものになると思っています。それから、皆さん自身も、すでに誰かにとってのロールモデルであるということも忘れないでいてください。

皆様へのメッセージ ~守山さんより~

子育て中の女性が男性と同じように働き、成果を上げようと思うと、色々な面で制約があり、努力や工夫が必要となります。ただし、ワークライフバランスを考えた上で出せた結果は、自分自身のステップアップや自信にも繋がりますし、周囲の方々からの信頼獲得にも繋がると思います。

女性だからとか子育て中だからということをマイナス要因にとらえず、プラスの結果に繋げられるように頑張っていきましょう!

関西電力株式会社

所在
〒600-8216
京都市下京区塩小路通烏丸西入東塩小路町579番地(京都支社)
URL
http://www.kepco.co.jp/
創立
1951年5月1日
業種
電気事業、熱供給事業、電気通信事業、ガス供給事業等
従業員数
21,817名