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女性活躍支援拠点 京都ウィメンズベース

行政(京都府・京都市・京都労働局)と経済団体等が連携し、企業における女性活躍推進を支援しています。

株式会社minitts

女性活躍推進・ワークライフバランスの取組について

女性活躍推進の取組のきっかけ

まだ私が会社員だったころ、結婚をしたら子どもが欲しいなと漠然と考えていたのですが、実際に子どもが欲しいタイミングの時に仕事が忙しく、うまく授からずに2年以上経ちました。そんな環境の中、実際に子どもを授かったとしても、子育てと仕事を両立できるイメージがわかず、仕事をセーブする、もしくは辞めざるを得ないのだろうか、と考えていました。子どもをなかなか授からないのであれば、先に思い切ったことをしてみよう!と思い立って始めたのが、会社の起業です。夫婦2人のうちに、いつかやりたかったお店をやることにしました。

中村朱美代表取締役にお聞きしました。

具体的な取組

  • 有給休暇、完全消化制度(全員)
  • パートから正社員・短時間正社員への登用有(実績・2名)
  • 有給休暇の分割制度(1/2、1/3も可能)
  • 子の送迎で必要な場合はフレックスタイム制
  • 休日を1年単位で振替取得可能(年末・夏休みなど)
  • 出産後復帰時、保育園入園が決まるまで、託児所費用負担(実績・1名)
  • 個別に希望の出勤時間・退勤時間・勤務日数・勤務曜日を面談の上把握し、勤務に反映できるよう調整している

従業員のみんなが一番喜んでくれているのが、有給休暇の完全消化制度です。どんな理由であれ、前月までに申請書を提出してもらえれば、必ず希望通りの休みにしています。例えば「ライブに行く」「海外旅行に行くので公休と合わせて3日休みたい」「彼女との記念日」「花火大会」など、本当に様々な理由で自由に休んでもらっています。通常、「私用のため」と理由を伏せるなど、言いにくいことが多いと思います。それは、休むことに罪悪感があったりそんな理由で休むなよと言われたりと、周りの環境が大きく影響しています。弊社では、会社のトップである私が「楽しんでおいで!!!」と笑顔で送り出すことを心掛けているので、みんな理由を隠すことなく自由に取得してくれています。

女性社員に期待していること

女性の社員の皆様は、本当にまじめで一生懸命で、お店のことをとても大切に思ってくれています。私の実感としては、男性は仕事への情熱が強く、女性は会社への愛着心や愛情が強いように感じます。仕事よりも会社への愛情が強いからこそ、気付きにくい細かいところの掃除やメンテナンス、整理整頓や作業効率が良くなる方法を考えるなど、“みんなのために”愛情を注いでくれます。その愛情があるからこそ、他のメンバーは気持ちよく毎日働けて、お客様も気持ちよく過ごせる部分が少なからずあると思っています。弊社の女性社員は、トップに立ってみんなを先導するというより、愛情をもってお店を大切に育ててくれるメンバーばかりです。毎日の何気ない思いやり、やさしさ、愛情は、必ず周りに伝わります。そんな良い影響を与えるメンバーとして、女性社員にはこれからも活躍していただきたいです。

株式会社minittsでイキイキと働く社員たち

会社への貢献、自身のキャリアアップに向けてこれからの想い

株式会社 minitts 田中さん  佰食屋 店長

(英語・中国語・韓国語:日常会話レベル)
ここで3年以上勤めて調理や調理補助、接客などいろんな業務に携わっているので、自分自身も調理や食品に関する知識を深めていきながら、調理師免許をとるという目標を作りました。また海外からのお客様をもてなすための語学力も少しずつつけていきたいと思っています。そういった自分自身のキャリアアップがお店への貢献になっていると思っています。

社長からのコメント−

韓国人のお客様が増えたころから独学で韓国語を勉強し、他のメンバーにも勉強会で教えたりレジ周辺に簡単な挨拶集を貼ってくれたりと、率先して韓国語のできるメンバー育成をしてくれた。そのおかげで急激に韓国人のお客様が増えました。

株式会社 minitts 前田さん 佰食屋 正社員

今の会社に就職してから韓国語を少し勉強したり、接客専門の資格を取得したりと、今までに無い新しい事にチャレンジ出来ました。今後も何か新しいチャレンジを続けて行きたいと思うと同時に、初心を忘れず、繰り返される一連の仕事、一つ一つを堅実に積み重ねて行きたいです。小さな子供がいる立場での就業なので、周りの皆に助けてもらうことが多いですが、ご来店頂いたお客様に永く愛し続けて貰えるようなお店の雰囲気を作っていくことによって、5年後、10年後に『きちんと会社に貢献出来ているな。』と思える様に精一杯頑張りたいです。

社長からのコメント−

最初はパートとして入社、当時お子様は5歳。途中で短時間正社員へ登用、小学校に入学するタイミングで正社員へ登用と、徐々にステップアップ。毎年1つ資格を取得するという自分なりの目標を設定され、いくつかの資格に合格。周りのメンバーにも良い影響を与えていています。

中村朱美代表取締役より

本来、就業時間内に終えられる仕事の範囲内で利益をあげるのが会社のあるべき姿だと思っています。もしそんな会社ばかりであれば、ワークライフバランスという言葉も生まれなかったのかもしれません。 就業時間内でなぜ利益を生み出せないのか?なぜ残業が必要なのか?なぜ人数を増やせないのか?まずは、こういった根本的なところと向き合うことが必要だと思っています。

従業員みんなが私生活を楽しむことができると、仕事にも必ず良い影響があると私は信じています。気持ちの良い休みがなければ、仕事は頑張れません。従業員教育を熱心にする前に、ぜひもう一度、会社のあるべき姿とワークライフバランスについて、ぜひ考えてみてほしいと思います。従業員を大切にする会社は、必ず伸びていくと信じています。
最後に、私の大好きな言葉を紹介します。カナダの新リーダーとなったジャスティン・トルドー首相の2015年11月4日に行われた新内閣発足の発表会見の席での言葉です。

(記者の質問)「この組閣からも首相が男女平等を重要視されていることがよく分かります。では、なぜこれほどまでに“男女平等” を重要視した組閣となったのでしょうか?」
すると、トルドー首相は肩をすくめ、たった 3 ワードでこう返してみせました。

「Because it's 2015!(だって、もう2015年じゃないか!)」
そう、もう2016年です。女性が活躍し、ワーク・ライフ・バランスが当たり前になる時代なんです。

株式会社minitts

所在
〒600-8019
京都市下京区船頭町187
URL
http://www.100shokuya.com/ http://www.sukiyakisenka.com/
創立
2012年9月19日
業種
飲食業
従業員数
20名