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女性活躍支援拠点 京都ウィメンズベース

行政(京都府・京都市・京都労働局)と経済団体等が連携し、企業における女性活躍推進を支援しています。

株式会社広瀬製作所

女性活躍推進・ワークライフバランスの取組について

女性活躍推進の取組のきっかけ

昨年8月に行われました京都府「輝く女性応援京都会議」の経営者向けトップセミナーに参加させていただき、小室淑恵様の講演を聴く機会がありました。その講演の内容で我が国の中小企業が置かれている現状や今後中小企業が目指すべき方向についての示唆をいただきました。また、その後の「女性社員の活躍行動計画策定セミナー」、「ダイバシティマネジメント研修」にも参加させていただきました。そこで感じたことは、多様な働き方で女性の活躍できる会社、ワークライフバランスの実現によって社員が前向きに新たな成長を目指して活躍できる会社の必要性でした。残業時間が長く社員の皆さんに多くの負担をかけている現状を何とか改善できないかとの思いで、全社をあげてワークライフバランスに取組む決断をしました。社員みんなで知恵を出し合い残業時間を減らしてライフに使える時間を増やすことでの相乗効果として仕事も私生活も充実した人生を過ごせる事、社員が自分たちの会社を「いい会社だね」と言える会社を目指して取組んでいます。

具体的な取組

最初に取り組んだのは、ワークライフバランスについて社員のみんながどのようなイメージを持っているのか、そもそもワークライフバランスについてどの程度の知識があるかのアンケートを実施しました。

その後、社内でワークライフバランスについての研修会を実施しました。これによりライフを充実させることでの相乗効果として「より質の良い仕事」ができるようになるとの認識を共有することができ、ワークライフバランスへの取組みを全社的に進めて行くことを決定しました。事前 2 回の「ワイガヤ会議」を経て、今年4月に第一回ワークライフバランスキックオフ会議を開催し、現在では、月1回のワークライフバランス会議を実施しています。
社員が 2つのチームに分かれて、それぞれ「スキルアップチーム」、「ポジベーションチーム」(ポジティブ+モチベーションの造語)と名付けて活動しています。

> 詳しい取組内容はこちら

女性社員に期待していること

従来の製造現場と言えば男性の職場というイメージがありましたが、近年IT化が進みCAD・CAMなど女性が活躍できる職種も増えてきています。また、IOTやロボットの進歩によって益々女性が活躍できる場面が増えてくると思われます。
女性の方は、自分を成長させる大きな可能性を持っていても自分から進んで何かに挑戦するのは少し気が引けると思っておられるような気がします。 これからの女性社員には、大いにリーダーシップを発揮していただき、会社のマネジメントにも積極的に参加してもらえることを期待しています。

京都府の女性活躍推進研修を受講された高野宏美さんにお聞きしました!

株式会社広瀬製作所

高野宏美さん

主なお仕事

精密板金のCAD/CAM、曲げ全自動ロボットのティーチング、営業事務補助

2015年度の京都府女性活躍推進研修を受講して、ご自身の学びや気づき

研修を受講して感じた事は、まずセミナーに参加されていた皆さんのパワーでした。
自分を変えるために自ら参加されている方が多かったので、前向きな方にたくさん出会うことが出来ました。今までは、これから先の自分のキャリア&ライフプランを考えるということも漠然としか考えてなかった気がしますが、具体的に考える事でより明確に目標設定が出来て、課題も見えるようになりました。
基本的にネガティブに物事を考える方で、苦手意識を持ってしまってやる前に諦めてしまうこともありましたが、ポジティブに変換することも自分でコントロールしてできるようになり、これからチャレンジしたいことも増えました。

その後、社内で役に立っていること

元々人見知りな性格で、自分から誰かに話しかける方ではなかったのですが、コミュニケーションを自分から積極的に取っていくようになりました。新しくコミュニティを広げる事で他業種の方や幅広い年齢層の方達からたくさんの情報を得られます。
それによってまた自分の幅も広がると思うので、先入観を持たず柔軟に、人付き合いができるようになったと思います。キャリア&ライフプランを明確に考える事により、ワークライフバランスの取り組みに対しても前向きに捉えて、個人的なライフの目標に向けては一歩進むことが出来ています。まだ進み始めたばかりで不安な事もありますが、今後は社内の皆さんを巻き込んでいけるようにしていくつもりです。

会社への貢献、自身のキャリアアップに向けてこれからの想い

長期的な目標は、ワーキングマザーやこれからの若い世代の女性が、結婚や出産を機に退職せずに働き続けられるような会社になればいいなと思っています。そのために必要な体制を作っていけるようにしたいと思っています。現在の目標は、社内のワークライフバランスの取り組みが成功するように、自分が出来ることは全力で頑張ります。業務を確実にこなし、キャリアアップすることがワークの目標ですが、それと同じくらいライフの方でもチャレンジしたい事がたくさんあります。そのためには時間が必要なので、ワークライフバランスを実現させたいです。社内の皆さんと同じだけ働いて、誰よりもたくさん遊んで、誰よりも元気でいようと思っています。

広瀬社長より

高野さんには入社した際にこれからの当社での女性活躍のリーダー的な存在になってほしいと伝えました。 やはり会社がその人に期待をかけ、信頼することで人は育つと思います。今では、実務の仕事(精密板金のCAD・CAMや全自動曲げロボットのティーチングなど)で活躍してくれているだけでなく、ネクストリーダー研修で学んだことを活かしてワークライフバランス会議の中心的な存在として積極的に意見を述べて改革にチャレンジしてくれています。

ワークライフバランスに取組むことで、今までの仕事のやり方を見直す良いきっかけになると思います。私たちのワークライフバランスへの取組もまだスタートを切ったところですが、社員みんなが積極的に取組んでいる姿をみて必ず実現できるとの実感を持っています。また、女性活躍・ワークライフバランスの取組は、単に福利厚生の一環ではな今後の会社の成長戦略としても大切な取り組みだと実感しています。

株式会社広瀬製作所

所在
〒601-8365
京都市南区吉祥院石原開町10-1
URL
http://www.hirose-kyoto.co.jp/
創立
昭和34年10月1日
業種
精密板金加工(製造業)
従業員数
15名