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女性活躍支援拠点 京都ウィメンズベース

行政(京都府・京都市・京都労働局)と経済団体等が連携し、企業における女性活躍推進を支援しています。

株式会社堀場製作所

女性活躍推進・ワークライフバランスの取組について

女性活躍推進の取組のきっかけ

2014年1月より「HORIBAステンドグラス・プロジェクト」という名のプロジェクトで女性活躍推進だけではなく、ダイバーシティの課題を様々な角度から取り上げて推進しています。従業員一人ひとりが、それぞれの可能性を最大限に活かしながら個々に輝き、一枚の教会のステンドグラスさながらに多様な色合いの絵を描くことで、新たな価値創造と強くしなやかな組織の実現を目指しています。

秘書室 森口真希マネージャーにお聞きしました!

具体的な取組

ワークショップや社外交流活動を実施するとともにその活動の周知に注力しています。また、社内のロールモデルチームを紹介するといった活動も行っています。プロジェクト開始時には、社員の8割が「ダイバーシティ」という言葉を知らない状態でした。そのため多くの社員に推進意義や活動を浸透させること、また女性活躍推進を重点課題として取り組みました。本社だけでなく全国の拠点でもワークショップを開催して経営層や管理職と社員が対話をする機会を設定したり、社外の著名人を招聘して講演会を多数開催し、参加者からは「無意識の壁が自分にもあることに気付いた」「新しい仕事をする機会が増えた」などの声があがっており、効果を感じています。また、これらの取組を社内外に公表することで、従業員のみならず株主や学生へのアピールにもつながっています。

2015年からは「働き方改革」を重点課題に取り上げて推進し、このプロジェクトの取り組みと「おもしろおかしく」の企業風土が評価され、平成27年度新・ダイバーシティ経営100選(経産省)にも選定いただきました。プロジェクト推進前に比べると女性管理職数も2.8%から5.2%まで増加。初の女性執行役員や女性の社外取締役も誕生し、意志決定層においてもダイバーシティを推進しています。ワーキングマザーはもちろん、短時間勤務や時差出勤を活用しながら部下を持つという事例もあり、制度を使うことでより効率的に働ける場合には時短や在宅なども適宜利用。また、プロジェクトにより意識が変わり、管理職を目指すと発言する社員も出てきています。ただし、一人ひとりの意識の変化が長期的には大きな変化を生み出すという信念で、管理職数の数値目標はあえて置いていません。

女性執行役員を初めとする今までの昇格者は、特別な存在(スーパーウーマン)という印象が大きかったため、身近に感じられるよう、女性管理職が自らのキャリアについて語るワークショップも積極的に行っています。また子供をもつ女性管理職有志主体のワーキングマザーランチ会や子ども同伴でのイベントを通じて、ネットワーク形成なども行っています。

女性社員に期待していること

とにかく「無意識の壁」を越えてほしいと考えています。
仕事をする上での能力に男女の性差はありませんが、個の特性はもちろんありますし、社会的背景から女性は男性に比べて自信を持ちにくいと言われています。もちろんそういった傾向を十分理解した上での上司のマネジメントや人財育成も欠かせません。

それでも社是「おもしろおかしく」や弊社での「チャレンジを推奨する」といった風土の中で、できないことをできるに変えられる力が誰にでもありますし、これから日本全体が「働き方改革」を実現する中でもライフイベントの影響を受けやすい女性の工夫や本音の意見、段取り力を取り組みに活かさない手はないと考えています。

知的財産戦略部長 織田さんにお聞きしました!

株式会社堀場製作所-知的財産戦略部-部長

織田香織さん

お仕事

● 知的財産業務全般(権利化・係争・渉外など)

会社への貢献、自身のキャリアアップに向けてこれからの想い

子育て中の私が、今こうしてHORIBAで働き続けられるのは、会社、上司、家族のおかげです。良い意味で、私はこれまで仕事上で女性扱いをされたことは一度もなく、上司は惜しみなく私にチャンスと知識を与えて続けてくれました。入社当初からキャリアアップに対する強い信念があったわけでは決してなく、上司が私に「経験の積み重ねに基づく自信」を持たせてくれたことが、自分の価値観を変え、心を成長させてくれました。

上司が私にしてくれたことを、今、私もまた下の人達に繋げていきたい。一つ一つ壁を乗り越えれば自分の自信となり、また新たな価値観が生まれます。そんな人財が溢れる会社にしたいと思います。

秘書室・森口真希マネージャーより

米国やフランスのように女性活躍推進が進んでいると言われている国でも、実はまだまだ課題はある、という生の声をHORIBAグループの海外の役員や、人事担当者から聞くことがあります。日本は教育の均質性や住環境の治安・インフラが整っており、実は動き出せばとても速いスピードで先進諸国に追いつける可能性があるのでは、という期待の声も聞いています。誰もが心身ともに豊かに過ごせる社会を待つのではなく、自ら行動して作り上げていきませんか?

株式会社堀場製作所

所在
〒601-8305
京都市南区吉祥院宮の東町2
URL
http://www.horiba.com/jp/
創立
1953年
業種
分析計測機器、システムの製造、販売
従業員数
1,756名